道の駅佐賀関
関さば、関あじ、そしてクロメ
ここでしか手に入らないものが!
大分市東部、佐賀関半島手前にある道の駅。2021年春、駐車場などをリニューアル整備し、道の駅に停まるバス停も新たに設置された。佐賀関半島は豊後水道の速吸(はやすい)の瀬戸に面し、対岸に愛媛県の佐田岬を望む。港町として栄え、この瀬戸で育ち「一本釣り」で得る関さば・関あじは全国ブランドの高級魚。道の駅にとっても自慢の品だ。また珍しい海藻「くろめ」、甘夏柑、椿油なども佐賀関ならではの産物だ。館内に食事用のカウンターがあり、海を見ながら食事ができる。「関あじ丼」「関さば丼」、あるいは道の駅特製ぶりカツを載せた「ぶりカツ丼」を海景色と共に堪能しよう。
道の駅佐賀関の基本情報
所在地 | 大分県大分市大平989-6 |
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電話番号 | 097-576-0770 |
営業時間 |
9:00〜18:00 レストラン 10:30〜 16:00(12月〜3月は 〜15:30) ※LO閉店30分前 |
定休日 | 年中無休 |
アクセス | 東九州自動車道大分宮河内ICより25分 |
公式HP | https://rs-seki.com/ |
道の駅佐賀関のグルメ
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地元断トツ産物 関さば・関あじ
佐賀関半島と愛媛県の佐田岬に挟まれた漁場・豊予(ほうよ)海峡で獲れるマアジ、マサバ。その中でも「佐賀関の組合員が一本釣りしたもの」「漁場は速吸の瀬戸」「餌は疑似餌かゴカイだけ」「量りにかけず、面買い」、そして「専用パウチと証明のタグシール」の条件を満たして、初めて「関さば」「関あじ」を名乗れる。因みに、量りにかけないのは魚が暴れて身に傷がつくのを避けるため。ベテランの漁協職員が生け簀の水面から魚の面を見て重量を推測するのだとか。刺身で味わえる新鮮さ、旨さを保証する「関所」がそこにある。
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買うならコレ 関あじ・関さばカレー
道の駅のオリジナル商品。自慢の関あじ、関さばをじっくりと煮込んでいる。魚介カレーというと「魚臭いのでは」と偏見を持ちがちだが、このカレーは全く魚の臭みなど微塵もない。玉ねぎ、人参、にんにく、生姜、バナナ、りんご、そしてマンゴーまで加えてとにかく煮込んだとか。いわゆる具がゴロゴロではなく、トロトロ濃厚ルーのタイプ。まずはお試しあれ。駅のレストランのメニューにも出している。各600円。
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コレも買おう 味付くろめ
「くろめ」とは本州南部から四国・九州に生息するコンブ科カジキ属の海藻だ。特に佐賀関の高島周辺で採れるくろめは急流にもまれ、水質も良いことから高品質を誇る。道の駅ではこの高島周辺産のくろめを加工販売。しかも収穫時期は毎年1月15日から3月15日の2か月だけで、天候や海上の状況で漁が左右されるため、数量にも限りがある。採れたくろめを棒状に巻き、食卓ではそれを細かく刻んで出す。刻んだくろめを箸でかき回すと納豆のような、あるいは山芋のような粘りが出る。みそ汁に入れればコクが増し、ご飯に載せればご飯が進む。1瓶700円(税込み)。
道の駅佐賀関の施設・周辺案内
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コレも自慢
道の駅が窓口になっている体験ツアー。幸之浦漁港を出港し、関崎灯台などを見ながら約20分でうみねこの営巣地の高島に着く。高島は神武天皇が大和への途上、立ち寄ったという伝説も残る。期間は4~8月、大人一人3000円、子供は半額に。定員12名、大人3名以上で出航。所要時間は1時間。うみねこへの餌(かっぱえびせんなど)は持参だが、道の駅でも200円程度で販売している。
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周辺で楽しむなら
佐賀関半島の突端にある岩。佐伯市の豊後二見ヶ浦と並ぶ大分県の初日スポットになっている。ビシャゴとは海鳥のミサゴであり、姉妹とは伝説上の海女、黒砂(いさご)・真砂(まさご)姉妹を指す。紀元前667年、神武天皇の軍船が速吸の瀬戸で海底の巨大タコによって、動きを止められてしまった。そこで二人の姉妹が海中に潜り、大ダコから潮の流れを鎮める神剣をもらい受け、神武天皇に献上した。しかし、姉妹は力尽きて息絶えたという。