道の駅そよ風パーク
九州の「へそ」の滞在型道の駅
広大な敷地で思い切りリフレッシュ!
阿蘇南外輪山を北に、九州山脈の脊梁を南に望み、標高600mの「九州のへそ」と呼ばれる地にある。晴天時は阿蘇五岳(熊本)、九重連山(大分)、祖母山(宮崎)がパノラマで見渡せる。その面積は何と東京ドーム4個分の16ha、九州一広い道の駅だ。広大な敷地に物産館、レストラン、大浴場付きホテル、コテージ、グランドゴルフ場、芝生広場などを併設。2020年5月にいったん休業し、同年10月から物産館が再開した。そして2021年3月にレストランが、5月末にはホテルもそれぞれリニューアルオープン。コテージも2棟は愛犬が室内に泊まれるタイプに衣替えしている。
道の駅そよ風パークの基本情報
所在地 | 熊本県上益城郡山都町今297 |
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電話番号 | 0967-83-0880 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 無休(不定休あり) |
アクセス | 九州中央自動車道山都中島西ICから45分 |
公式HP | https://soyokaze-park.jp/ |
道の駅そよ風パークのグルメ
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地元断トツ産物 ブルーベリー
道の駅がある旧蘇陽町は35年ほど前からブルーベリー栽培を始め、九州で有数の生産量を誇る。地区で栽培しているのは「ラビットアイ」「ハイブッシュ」。6月下旬から8月にかけて町内の観光農園でブルーベリー狩り体験が楽しめる。当然、駅も設立当初からブルーベリーがキーワードだ。ブルーベリー農園を持ち、「そよ風物産館」にはブルーベリー商品が所狭しに並ぶ。中でも、駅の直営農園で手摘みして作るソフトクリームをはじめ、ジャム、マドレーヌ、シロップのオリジナル商品がお勧めだ。加工品なら一年中ブルーベリーの味が楽しめる。さて、夏が旬の甘酸っぱいブルーベリーは、若返りのビタミンEが豊富。女性が好むのも道理かも?
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食事ならココ レストランマアム
おふくろの味バイキングで人気だった「レストランマアム」もリニューアルして営業再開。従来通り地元農家の「かあちゃんシェフ」が自ら野菜を持ち込み、約20種の家庭料理を作る。その日に収穫した野菜をカラリと揚げた天ぷらや、じっくり煮込んだ煮しめなど、家庭の温もりを感じる味ばかり。心もポカポカになれるだご汁も人気の一品だ。若い世代には鶏のから揚げもぬかりなく用意する。野菜豊富な田舎の家庭料理は体にも優しい。大人1500円、子ども(4歳~小学生)800円、3歳以下無料。いずれも税込み・ドリンクバー付き。
道の駅そよ風パークの施設・周辺案内
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宿泊施設は3タイプ。ホテルウィンディには洋室と和室があり、洋室はバス付き、シャワー付き、バス・シャワー無しの3タイプ。和室は風呂がないが、阿蘇五岳からくじゅう連山までを一望できる。ホテル内には大浴場もあり、どの部屋タイプに泊まっても無料で利用が可能。なみなみとあふれる湯にはメタケイ酸が豊富に含まれており、美肌効果も期待できる。そして、和の趣を求めたい人は田舎山荘へ。ここは土間から続く板の間に囲炉裏が切ってあり、実際に使うことができる。鍋や田楽に舌鼓を打ちながら囲炉裏を囲む。現代ではめったにできない貴重な体験だ。
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高さ約200mの断崖絶壁が何と10kmにもわたって続く渓谷。日本では珍しいU字型渓谷でもある。「九州のグランドキャニオン」とも呼ばれ、新緑や紅葉など四季折々の渓谷美が楽しめる。遊歩道がありトレッキングで周れるほか、カヌーが体験できる。遊歩道のU字型の折り返し点近くにある「長崎鼻展望台」は蘇陽峡でも一番の景勝地。阿蘇外輪山と九州山地を望み、不快渓谷が眼下に広がる。