道の駅たからべ

道の駅たからべ

素朴な温かさを見せる駅は
きらりと光る地元の名品満載

曽於市財部町は宮崎県都城市との県境に位置し、椎茸や緑茶の名産地として名高い。当然、駅の物産館には椎茸や緑茶が豊富に並ぶ。また、「ガネ」と呼ばれる野菜のかき揚げ、もち、ふくれ菓子などの地元ならではの農産物加工品も豊富。特に地元婦人部が作る麦みそは品切れになることも。さらに希少な和バチのハチミツもある。また、精肉コーナーの黒豚はやはり鹿児島ならでは。黒豚の骨付きあばら肉を味噌と黒糖、そして焼酎で長時間煮込む「とんこつ」という地元の家庭料理があるだけに、あばら肉のパックもある。こういうところが地元の色を出す道の駅の良さ。また、晩秋にはねっとり甘い焼き芋が売られる。熱々を買い求めよう。レストランは2021年5月中旬にリニューアルの予定。

道の駅たからべの基本情報

道の駅たからべのグルメ

  • 地元断トツ産物 財部米

    地元断トツ産物 財部米

    農作物直売所の人気商品は「財部米」。愛称「きらきら米」と呼ばれるヒノヒカリで、ふるさと納税返礼品の中でも人気になっている商品である。財部は気温の寒暖差が大きく、澄み切った空気と共に霧島山系からの水が冷たく清らかだ。その環境を生かして栽培される米は当然うまい。以前は町の星空の美しさに因んで「星(スピカ)ものがたり」と名づけていたが、現在は「きらきら米」の名で販売。

道の駅たからべの施設・周辺案内

  • 悠久の森

    悠久の森

    「全国遊歩百選の森」、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に認定された照葉樹林。緑ときらめきの感動を与える森を永久に残し、子孫に伝えたいという願いから、木々を永久に伐採しないことが条例で決定した。そこで名づけたのが「悠久の森」だ。一年を通じて木々が繁り、新緑や紅葉など季節の景観を愛で、森のパワーを感じながら散策できる。森の中の滝もオアシススポット。毎年11月下旬に「悠久の森ウォーキング大会」が開かれる。

  • 溝ノ口洞穴

    溝ノ口洞穴

    近年、パワースポットとして注目を浴びているここは、横14.6m、高さ最大6.4m、調査隊によって確認されている長さは224mの大洞穴。地元の伝説では洞穴に犬を入れたら高千穂峰に出てきたとも言われ、正確な全長は不明だ。いずれにせよ溶結凝灰岩洞として国内最長を誇る。約33万年前の加久藤カルデラの火砕流堆積物が浸食した谷に、約2万9千年前の姶良カルデラからの入戸火砕流(シラス)が厚く堆積し、霧島山系の湧き水の侵食と崩落を繰り返してできた。洞穴の神秘的な佇まいもあってか地元では入り口に鳥居を建立し、観音様を洞穴入り口に祀っている。さらに毎年お釈迦様生誕日の4月8日に近い日曜日に「溝ノ口岩穴祭り」を開いてもいる。昭和30年(1955年)に県の天然記念物に指定。平成25年(2013年)8月に「日本百名洞」選出、そして令和3年(2021年)3月26日付けで曽於市初の国指定文化財となった。

道の駅たからべの地図

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