港町佐世保は今も昔も「軍港」のイメージがある。その一方でキリスト教とのゆかりも深い。そんな佐世保で生まれた二つのぜんざいを『道の駅させぼっくす99』で見つけた。「天使のぜんざい」は佐世保の沖合のクリスチャンの島、黒島の「黒島天主堂」に因んだもの。同教会ではクリスマスイブのミサの後、ケーキとさつま芋入りぜんざいで信者が聖夜を祝すという。
片や「戦艦武蔵の入港ぜんざい」は栗入り。かの戦艦武蔵は佐世保港で艤装された。海軍では母港入港の前夜、乗組員がぜんざいを食べるのが習わしだった。甘味で乗組員の疲れを癒すためという。信者と海軍軍人、全く対極的な立場だが、熱くて甘いぜんざいを、喜びと共に味わった点では同じだ。
さて、佐世保では「ぎんた巻き」なる昆布巻きも地元に親しまれている。長崎産の魚を昆布で巻き、しっかりと煮付けている。こちらはおせちの一品にも良い。
長崎県佐世保市愛宕町11☎ 0956-42-6077営業時間:名品館8:00~19:00 フード館7:00~20:00 ※店舗により営業時間が異なる休館日: 不定最寄りIC: 西九州自動車道相浦中里ICからすぐhttp://sasebox99.com/
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