道の駅おおむた
生活にも旅にも潤いをプラス
遊び心あふれる商品も魅力
熊本県との県境にあり、全面ガラス張りの巨大なアトリウム(温室)が目印だ。「花」と「緑」をテーマにした建物で、物産館の名称は「花ぷらす館」。2020年春にソフト面でのリニューアルを図り、商品構成の変革にも意欲的に取り組んでいる。馬刺しの販売を始めたのもやはり熊本に接する立地から。馬肉ゴロゴロのコロッケ「バ力コロッケ」は「力」が「カ」と勘違いされ、いまや「バカコロッケ」で親しまれている。また、1房ではなく1本が900円!という高価な「ジュリエットバナナ」も人気だ。
道の駅おおむたの基本情報
所在地 | 福岡県大牟田市四箇新町2-1 |
---|---|
電話番号 | 0944-50-1187 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 第3水曜日・年末年始 |
アクセス | 最寄りIC:九州自動車道南関ICより約5分 |
公式HP | https://hanapluskan.com/ |
道の駅おおむたのグルメ
-
買うならコレ 大牟田の力ラーメン
道の駅のオリジナル商品。麺は福岡県産小麦を100%使用している。また、トッピングとして地元の三池高菜漬を同封。この三池高菜は肉厚で、歯応え、歯切れの良さがバツグン。この高菜を唐辛子やゴマ、特製?油をベースに牛深産魚粉の出汁などで味付けし、純正ごま油で炒めている。そのままラーメンに載せても良し、白ご飯に載せても良し。チャーハンなどにも使える。一粒で二度も三度も楽しめる逸品だ。1箱4食入り1100円(税込)
-
コレも買おう 蜜柑搾り
早生ミカンの中でも、代表的な品種として全国にその名を知られる宮川早生。明治時代に日本で初めて誕生した早生ミカンであり、その栽培を始めたのが旧柳川藩主・立花寛治公である。現在も、大牟田市上内にある立花家の農場「橘香園」で早生ミカンを減農薬栽培している。
この橘香園のミカンの美味しさをそのまま封じ込めたのが「蜜柑搾り」。橘香園で収穫された完熟ミカンを皮ごと搾り、瓶詰めしたジュースで、濃縮還元されていない果汁そのままのフレッシュな風味を味わうことができる。ジュースが作られるのはミカンの収穫時期と同じく2月末頃まで。4月初旬には売り切れとなる。720ml1,670円。 -
コレも買おう 南関(なんかん)揚げ
玉名郡南関町はお熊本県の県境の町だが、道の駅はその南関町とほぼ隣り合わせ。そのため南関名物の「南関揚げ」も売られている。同町で江戸時代初期から作られ、いわゆる油揚げなのだが、大きさは12~22㎝と通常のそれよりも格段に大きい。しかも長期保存が可能で、食感はふっくら。油抜きの手間もいらず、水分が少ないため味が染みやすい。そのため様々な料理に使えて重宝だ。使いやすいきざみタイプもあり。160円(税込)~
道の駅おおむたの施設・周辺案内
-
地元大牟田市にあり、「明治日本の産業革命遺産」の一つとして世界遺産に登録。第一竪坑は、明治28(1895)年2月に着工し、明治31(1898)年3月21日には、排水・揚炭のための坑外諸施設が完成し、出炭を開始した。第二竪坑は、明治32(1899)年6月11日から開さくに着手し、明治34(1901)年11月には設備が完成。宮原坑はこの2つの坑口からなる。明治41(1908)年には三池炭鉱(大浦坑、宮浦坑、万田坑、宮原坑)の中で、宮原坑がもっとも出炭量が多く、明治から大正期を通じて平均して年間40万トンの出炭を維持した。
見学は無料。住所 福岡県大牟田市宮原町1丁目86-3 電話番号 0944-41-2515 料金 無料 営業時間 月曜休業(祝日の場合翌日) 定休日 毎週月曜日休業 WEBサイト https://www.miike-coalmines.jp/index.php#my -
これも「明治日本の産業革命遺産」の一つ。隣の熊本県荒尾市にある。第一竪坑櫓は1899(明治32)年、第二竪坑櫓は1908(明治41)年に完成した。三池炭鉱は採炭技術の近代化が急速に進められ、明治、大正、昭和期を通じてわが国の近代化の牽引役を担った。戦後復興にも寄与したものの、1997(平成9)年3月にその124年の歴史に幕を閉じた。現在は石炭産業と共に発展してきた炭鉱施設のシンボルとして保存されている。第二竪坑櫓、巻揚機室、倉庫及びポンプ室、安全灯室及び浴室、事務所、山ノ神祭祀施設は国重要文化財でもある。見学は有料。
住所 熊本県荒尾市原万田200番地2 電話番号 0968-57-9155 料金 万田坑跡:大人410円、高校生300円、小・中学生200円/万田坑ステーション:無料 営業時間 9:30~17:00(有料区域の入場は16:30まで) WEBサイト https://www.miike-coalmines.jp/index.php#my