道の駅人吉
老舗体験型公園が道の駅に!
手作りクラフト体験を堪能
伝統工芸品「きじ馬」「花手箱」をはじめとするクラフト体験で親しまれてきた「人吉クラフトパーク石野公園」が、「道の駅人吉」に登録して令和元年8月10日に開駅。人吉球磨広域観光の情報発信施設に生まれ変わった。同時に九州自動車道人吉球磨スマートICも開通。道の駅まで2キロ弱とアクセスもスムーズに。従来の陶芸体験、鍛冶体験などもそのまま楽しめ、物産館等の設備や子連れ支援設備も充実。また、キャンプ場や広場、遊具などもあり、子連れでも楽しむことができる。
道の駅人吉の基本情報
所在地 | 熊本県人吉市赤池原町1425-1 |
---|---|
電話番号 | 0966-22-6700 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 12月29日〜1月1日 |
アクセス | 九州自動車道人吉球磨スマートICより3分 |
公式HP | https://h-craftpark.com/ |
道の駅人吉のグルメ
-
地元断トツ産物 球磨焼酎
人吉・球磨地方は米に恵まれ、その豊富な米での焼酎造りが盛んになった。薩摩焼酎が芋であるのに対し、球磨焼酎が米焼酎であるのもそのためである。約500年の歴史を持ち、1995年には「球磨焼酎」として国税庁の「地理的表示の産地指定」を受け、世界貿易機構(WTO)が日本国内で認める4つの地理的表示指定焼酎の一つに。現在は27蔵あり、個性の強さを感じさせる伝統的な常圧焼酎、あっさりと飲みやすい減圧焼酎の2つの製法で、それぞれの蔵の味わいを出す。道の駅で好みの蔵の焼酎をぜひ、買い求めてほしい。
-
買うならコレ ベジパスタ
道の駅人吉で目に留まったのがこのカラフルなパスタ。「ごぼう」「レッドビーツ」、そして「ほうれん草」の3種の手延べタリアテッレ(平?)で、隣町あさぎり町の「あさぎり農園」が栽培する野菜を練り込んでいる。茹でる際に塩は不要で、湯で時間は5,6分。茹で上がった食感はモチモチしている。手延べ製法がこのモチモチ感を出すのだとか。パスタソースはどれもホワイトソース系との相性が良いというが、あくまでも参考にお好みのパスタソースを。写真はごぼうに和風しょうゆ系ソース、レッドビーツにホワイトソース系、ほうれん草にトマトソース系をかけている。1袋180g・各399円(税込み)。因みに同農園のビーツとほうれん草の炊き込みご飯の素やトマトピラフの素も売られている。
-
食べるならコレ 人吉プリン
道の駅内の軽食喫茶「茶房人吉」で提供している。実は「道の駅錦」の「錦プリン」と同じもの。錦町の菓子店「花ごころ」が作っており、人吉球磨地方を代表するデザートのひとつだ。2秒で溶ける滑らかさとコクのある味をこの道の駅でも味わってほしい。因みに「花ごころ」は花屋さんでもあるとか。330円(税込)。
道の駅人吉の施設・周辺案内
-
敷地内には陶芸やガラス工芸、木工、鍛冶など8つの体験工房があり、40種類以上の体験メニューが用意されている。人吉球磨地方に伝わる伝統的民芸品、きじ馬、花手箱の絵付け体験もでき、くまモンの絵柄が入ったくまモン花手箱の人気が高い。所要時間は短いもので約15分、長いものでも3時間ほど。(体験メニューは曜日によって異なる)
-
鎌倉時代から明治時代にいたるまで、約700年にわたって人吉球磨地域を統治してきた相良家。その相良家入国よりもさらに400年前に創建されたのが、人吉総鎮守の「青井阿蘇神社」だ。地元では「青井さん」と親しまれて、1200年以上の歴史を誇る。茅葺屋根の楼門と本殿、拝殿、廊、幣殿の建物群と造営時の棟札一枚、そして改築の年代や内容が明記された銘札五枚が熊本県初の国宝に指定されている。「令和2年(2020年)7月豪雨」で一部被災したが、参拝などは可能だ。
住所 熊本県人吉市上青井町118 電話番号 0966-22-2274 WEBサイト https://aoisan.jp/