阿蘇五岳を一望するデッキコーナー、約3000坪もの広大な芝生広場、無料ドッグラン、パークゴルフ場など、時間をかけてゆっくり遊びたくなる。さらにそば打ち道場も2019年春に敷地内に移設。物産館「旬鮮あじわい館」は、南阿蘇の野菜や自家製の豆腐・あげ・こんにゃく・味噌の他、阿蘇地域の特産品、そして熊本の名産品やお土産も豊富だ。食事処「あじわい館」にはあか牛料理の他、サラダや煮物、揚げ物などの小鉢が並ぶ。デッキコーナーで食べても良し。あか牛をステーキや焼き肉で味わうのなら物産館隣の「あか牛の館」で。
阿蘇地方は農産物がとにかく豊富。特に南阿蘇産トマトが有名だが、道の駅としての自慢は敷地内にある水車でゆっくりと搗く「水車米」こと「くぎの米」だ。品種はコシヒカリ。阿蘇の豊かで清冽な伏流水が育てる米はふっくら粒が立って、甘い。特に秋の新米は見逃せない。この米を米粉にして焼いた米粉パンも物産館で販売している。
道の駅のロケーションに負けないのが、物産館内で販売されているオリジナルの「あか牛AKVバーガー」だ。このバーガー、とにかくデカイ。直径15㎝は優にありそうな特大米粉バンズの中に地元の新鮮なレタス、トマト、玉ねぎ、チーズ、そして主役のあか牛ハンバーグがドッカと入っている。AKVとは「あか牛のA」「米粉のK」そして「野菜(Vegetable)のV」だとか。ハンバーグは無論あか牛100%だ。豪快に大口開けてほおばるのがふさわしい。数量限定なのでできればお早めに。650円(税込)、チーズバーガー700円(税込)。
2016年の熊本地震で甚大な被害を受けた南阿蘇鉄道。現在、トロッコ列車は高森駅・中松駅間の7.1キロを部分走行している。運転期間は3月中旬から11月末までの土日祝日、春休みGW、夏休み期間だ。1日4往復。天気の良い日は開放感たっぷりの車内から雄大な阿蘇の山々が眺められる。白川水源などをゆっくり走り、沿線のガイドが聞ける。道の駅からは中松駅が最寄り。6名以上の団体の身受け付けている。2020年は12月5・6・12・13日の追加運行あり。南阿蘇鉄道の完全復興のためにも乗車してほしい。 http://www.mt-torokko.com/about/
熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石2801 ☎ 0967-67-3010 営業時間 9:00〜17:00 レストラン 10:00〜16:30 定休日 第2水曜日(繁忙期は営業) アクセス 九州自動車道益城熊本空港ICより45分 道の駅あそ望の郷くぎの
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