天孫降臨神話が息づき、高千穂夜神楽などの伝統文化や高千穂峡に代表される景勝地など、神秘的な空気をまとっている高千穂町。高千穂峡を眼下に見下ろす場所に位置し、夜神楽に登場する手力雄命(たぢからおのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)のモニュメントが出迎えてくれる。館内にも彫(え)り物と呼ばれる、神楽で用いられる切り絵が飾られており、神話の里のイメージにぴったり。神楽面などの工芸品も販売している。「高千穂牛丼」(950円)、「高千穂牛コロッケ」(170円※テイクアウト可)などのブランド牛グルメも外せない。
昔話に出てくるような竹の皮で包まれており、山間の里の弁当のイメージにピッタリ。包みを開くと地鶏と山菜のおこわのおにぎりと、青菜入りのおにぎり、唐揚げや卵焼きなどのおかず、漬物がちんまりと行儀よく並んでいる。青空の下で周囲を囲む山並みを眺めながら食べるのに最適。清涼な山の空気と一緒に味わおう。400円。
道の駅と道路一つ隔てた場所にあり、神話の里高千穂を象徴する神社。3世紀から4世紀の垂仁天皇の時代に創建されたと伝えられている。現在の本殿は江戸時代のもので国重要文化財。源頼朝が奉納されたとされる鉄造狛犬一対と荒立神社から移された木造神像も国重要文化財だ。境内には、源頼朝の代参・畠山重忠が植えたとされる「秩父杉」があり、樹齢は約800年。また、二本の杉の幹が一つになった「夫婦杉(めおとすぎ)」もあり、こちらは恋人と手をつないで3回廻ると幸せになるといわれている縁結びスポット。
日本神話(古事記・日本書紀)でも最もポピュラーな天岩戸伝説の洞窟をご神体にした神社。岩戸川を挟んで東本宮と西本宮に分かれ、どちらもアマテラスオオミカミがご祭神だが、西本宮はアマテラスオオミカミの別名「オオヒルメノミコト」で祀っている。川上には八百萬の神々が集まり、どうやって洞窟からアマテラスオオミカミを出すか相談した天安河原がある。アメノタヂカラノオノミコトの像も迫力あり!
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1296-5 ☎ 0982-72-9123 営業時間 8:30〜17:00 レストラン 10:30〜16:00 定休日 年中無休 アクセス 九州中央自動車道蔵田ICより30分
道の駅高千穂MAP