道の駅生月大橋
捕鯨と潜伏キリシタンの島へ
美しい橋と共に在(あ)る道の駅
生月島はその昔、遣唐使が長旅でほっと一息ついた島だから「いきつき島」と名付けられたという。そんな生月島と平戸島を結ぶ生月大橋の生月大橋公園にあり、海と橋が眺められるロケーション。道の駅の規模としては小さいが、煮干しいりこ、あごふりかけ、イカやたこの塩辛、ちりめんじゃこ、昆布、そして生月の新鮮な魚介で練ったかまぼこなど海産加工品が手に入る。特に「焼きあごだし」は地元の名産品だ。公園には散策路も整備され、生月町博物館と隣接している。
道の駅生月大橋の基本情報
所在地 | 長崎県平戸市生月町南免4375-1 |
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電話番号 | 0950-53-2927 |
営業時間 | 8:30〜17:30(8月のみ〜18:00) |
定休日 | 12月31日〜1月1日 |
アクセス | 西九州自動車道佐々ICより60分 |
公式HP |
道の駅生月大橋のグルメ
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地元断トツ産物 焼きあご
「あご」とはトビウオのこと。平戸地方では9月になると北東の風が吹き、あごの群れが沿岸に現れる。そのため地元ではこの風を「あご風」と呼ぶ。そしてあごを炭火で焼き上げたのが「焼きあご」。これでダシを取れば、まろやかなコクと風味高い味に。最高級のダシなのだ。さて、あごは塩干しもあり、こちらは軽く炙って酒肴に。
道の駅生月大橋の施設・周辺案内
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生月島は江戸時代、捕鯨の漁獲高で日本最大規模を誇ったという。博物館ではその捕鯨の歴史を伝えている。島出身の江戸時代の力士・生月鯨太左衛門(いきつきげいたざえもん)の実物大の像もある。鯨の生まれ変わりとも言われるほどの巨体で、江戸場所で人々を驚かせたとか。また、潜伏キリシタンの資料も展示している。
WEBサイト https://www.hira-shin.jp/shimanoyakata/ -
平戸オランダ商館は1609年、江戸幕府の許可を得て東インド会社が設置した貿易拠点。1641年に長崎出島に移されるまで、東アジアとの交易をおこなっていた。1922年、跡地が国の史跡に指定され、日本初の西洋式石造建築物であった1639年建造の倉庫を2011年に復元させた。館内には当時の貿易に関する史料や貿易品などが展示されている。
WEBサイト https://hirado-shoukan.jp/