道の駅すごう
すごーく甘いスイートコーン
完熟ケチャップも大注目品だ
竹田市の菅生(すごう)地区は標高500mを超え、竹田市でも一番の高原地帯だ。昼夜の寒暖差が大きい地域で育つキャベツやレタス、白菜、大根などの高冷地野菜が物産館のメイン。寒暖の差が野菜を甘く育ててくれる。甘いと言えば同地区自慢の農産物がスイートコーン。その糖度はメロンを超えるとも。夏場は物産館がスイートコーン一色に埋まると言っても過言ではない。また、隣町荻町はトマトの名産地。その完熟トマトを使ったケチャップは「マツコの知らない世界」で大注目を浴びた。このケチャップも道の駅で販売している。駐車場敷地一角にローソンがあるのも珍しい。
道の駅すごうの基本情報
所在地 | 大分県竹田市菅生989-1 |
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電話番号 | 0974-65-2211 |
営業時間 |
8:30〜17:30(12~2月8:30~17:00) レストラン 9:00〜18:00 |
定休日 | 年末年始 |
アクセス | 中九州横断道路竹田ICより17分 |
公式HP |
道の駅すごうのグルメ
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買うならコレ オリジナルのそうめんと麺つゆ
竹田市はすごう地区のスイートコーン、荻地区のトマトが特産品。そして大分県と言えばカボスが有名。道の駅すごうは熊本県のめん製造会社とコラボし、2023年7月から「スイートコーンそうめん」「トマトそうめん」、そして「カボスそうめん」を販売している。熊本産小麦粉を使用し、クリームイエローのスイートコーン、淡いピンクのトマト、パステルグリーンのカボスの3色そうめんは見た目にも華やか。いずれも1袋90g・税込み価格で324円。
さらに同年10月に竹田市がこのそうめんで「流しそうめんの距離」のギネス記録を達成。そこで協賛した臼杵市の醤油メーカーとコラボし、麺つゆを作ることに。2024年春から販売開始したのが「竹田市産しいたけ めんつゆ」(350?税込み540円)だ。竹田産乾しシイタケの抽出だしで作った3倍濃縮の麺つゆは3色そうめんにピッタリ。この麺つゆとそうめん各2袋を組み合わせた化粧箱入りセットはギフトにも喜ばれそう。本来2,500円を1,980円とお得な値段にしているのも嬉しい。 -
地元断トツ産物 スイートコーン
九州でも有数のスイートコーンの生産地。「道の駅」周辺もとうもろこし畑が連なり、2キロにわたってとうもろこしの穂が風にそよぐ風景は圧巻だ。菅生地区のスイートコーンは主に「恵味ゴールド」「ゴールドラッシュ」という粒が黄色いイエロー種。「菅生のスイートコーンは甘〜く、甘〜く品種改良されたもの」と「甘い」ことに力点を置く。かぶりつくとプチプチの粒が口の中で弾け、甘い汁が一斉に躍り出てくる。まさにジューシーでスイート!「コーンソフトクリーム」(350円)も大人気だ。
道の駅すごうの施設・周辺案内
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道の駅から2キロ足らず、車で3分ほどの場所にある。竹田市城下町からだと道の駅への国道57号沿い、駅の手前といったところ。「七ツ森古墳」は古墳時代前期に造成された豊肥地区で最古の畿内型古墳であると推定されている。かつてはその名の通り7基の古墳があったが、現存する古墳は4基だ。国指定史跡。さて、古墳周辺には数約20万本の彼岸花が群生。戦後まもなく地域住民が荒れた古墳を整備して植えたのが、年月と共に野生の彼岸花が広がったという。毎年9月中旬に『七ッ森彼岸花祭り』が開催される。
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ダムの女王とも呼ばれ、ダムからの落水が純白のドレスのような景観を見せる。竣工は1938年(昭和13年)。正式名称は「白水溜池堰堤水利施設」。実は日本の河川法では堤高15m以上を「ダム」と定め、この「白水ダム」は堤高13.9mと1mあまり及ばないため、正式にはダムではないという。しかし、その美しさは「日本一」とも言われ、実際にその優美な姿に見惚れてしまう。1999(平成11)年、国指定の重要文化財となった。現在、土砂掘削工事が行われており、2025年5月の工事終了までは毎年10月下旬から6月上旬までの期間の越流を停止している。
WEBサイト https://taketa.guide/spots/detail/52ff4cab-5ddc-4ab6-95bd-bcb537b3c908