道の駅竹田
名水と名曲、そして城下町
情趣あふれる旅の行き帰りに
城下町竹田は周囲を山に囲まれ、阿蘇山系の伏流水が豊かに湧く名水の町。名曲「荒城の月」でも知られる。道の駅にも人工池があり、噴水の下では水が汲める。物産館にはかぼす、いちご、トマトや竹田の名水で栽培した米などが並ぶ。レストランでは大分の郷土料理のだご汁、とり天、やせうまなどが人気。12月下旬から5月中旬までの隣接いちご園でのいちご狩りも楽しみ。城下町までは車で10分。
道の駅竹田の基本情報
所在地 | 大分県竹田市米納663-1 |
---|---|
電話番号 | 0974-66-3550 |
営業時間 |
8:30〜17:30(12~2月8:30~17:00) レストラン 11:00〜16:00 |
定休日 | 12月31日〜1月1日 |
アクセス | 大分自動車道日田ICより90分 |
公式HP | https://www.taketa-wakaba.jp/t-sta/ |
道の駅竹田のグルメ
-
食べるならコレ 季節の野菜カレーセット
併設レストラン「善米(ぜんまい)食堂」のロングセラーメニュー、それがこの「季節の野菜カレーセット」(1,200円税込み)だ。地元の季節野菜を素揚げして彩りよくトッピングしている。米は駅所在地の米納(よない)地区の掛干米を用い、竹田の名水とサフランで炊いている。実は竹田市は全国でも希少な国産サフランの産地であり、しかも品質は世界的に評価されているのだ。サフランライスのカレーを食べられる道の駅は、恐らく全国でもここだけ!ルーは甘口・辛口が選べる。サラダとシャーベット付き。プラス100円で生卵か温泉卵、またはチーズのトッピングができる。11:00~16:00・水曜定休。
-
地元断トツ産物 トマト
竹田市は西日本有数のトマトの産地として知られる。特に萩町地区は昼夜の寒暖差が15度と大きく、清らかな湧水にも恵まれて糖度の高いトマトが採れる。一般的な旬は夏だが、10〜11月に採れる竹田の秋トマトは、朝晩の気温差でさらに甘くなる。このトマトをふんだんに使って作られた完熟トマトケチャップも全国的に有名。無添加の醸造酢を使用し、体にも優しい。トマトジュースやドレッシングなども道の駅で買える。
-
コレも自慢 イチゴ狩り
「道の駅竹田」の裏にあるビニールハウスでは、5月中旬頃までイチゴ狩りが楽しめる。栽培されているのは「さがほのか」「紅ほっぺ」「ゆふおとめ」の3品種。「さがほのか」は酸味が少なく爽やかな甘さ、「紅ほっぺ」は酸味と甘みのバランスが取れた濃厚な味、「ゆふおとめ」は酸味が少なく甘みが濃い、とそれぞれに味の特徴が異なるので食べ比べてみよう。なお、生産状況により開園時間変更や休園の場合があるので、事前確認を。
道の駅竹田の施設・周辺案内
-
岡城は1185年、兄・頼朝から追われた源義経を迎えるために築城されたと伝えられる。別名「豊後竹田城」、「臥牛城」。阿蘇山の火砕流でできた海抜325mの岩山の上に建ち、1586(天正14)には島津の大軍を撤退させ、「難攻不落の城」と秀吉が絶賛した。その後、1594(文禄3)年に岡城主となった中川秀成が、「土の城」から「総石垣造りの石の城」へ大改修を行った。その広さは実面積で約100万㎡、東京ドームの22個分にあたる。滝廉太郎はこの城をモチーフに「荒城の月」を作曲した。国指定史跡。
WEBサイト https://okajou.jp/