キャンプ初心者必見!オートキャンプの魅力と九州おすすめキャンプ場3選

「キャンプに興味はあるけど、何から始めたらいいか分からない」「手軽にアウトドアを楽しみたい」という方におすすめなのが、車で乗り入れ可能なオートキャンプです。
キャンプ初心者にぴったりのアウトドアスタイルです!

この記事では、オートキャンプの基本から楽しみ方、あると便利なアイテム、そして九州ならではの魅力的なキャンプ体験まで一挙にご紹介します。編集部おススメの3つのスポットも要チェック!

オートキャンプって何?

「オートキャンプ」とは、自家用車でキャンプサイトに直接乗り入れて、荷物をすぐそばに置いて楽しむスタイルです。ちなみに「キャンプサイト」とは、テントを張る場所のこと。

テントのそばに乗り入れできるので、とても便利、そして初心者向けです。小さなお子さんがいるファミリーにもお勧めです。

何より、大きなテントや重たい荷物も、車で運び入れ出来るので安心&楽ちんです。さらに、車が近くにあるので、急な天候不良などのアクシデントも車中泊で楽しめるという利点があります。

キャンプと聞くと、ハードルが高いと感じる人も多いかもしれませんが、今は簡単に設営きるテントもありますし、車が横付けできるオートキャンプであれば、車を活用した過ごし方もできます。
気負わずに気軽に「オートキャンプ」でキャンプデビューしませんか?

比較項目オートキャンプ場一般的なキャンプ
自然満喫度
車の乗り入れOK(サイト内に)不可(駐車場まで)
荷物の運搬車からそのまま搬入できる手やカートで運ぶ必要がある
初心者向き度△(装備と経験が必要)
利便性△(装備と経験が必要)
宿泊スタイルマイテントorレンタルテントマイテントorレンタルテント
大きな違い周囲に他の車もあるサイト内にはテントのみ
一般的なキャンプ場との比較表

オートキャンプの魅力

魅力は何と言っても「ラクして自然を満喫できる」ところ。

友人・家族でワイワイ、ご夫婦でのんびり、ソロでも安心な選択肢です。

ちなみに、大きなキャンプ場では、キャンプ場内に、車乗入れ可能サイト(※テントを貼る場所を“サイト”と表現します)と乗り入れ不可サイトがある場合も多いので、予約時にきちんと確認しましょう。また、乗り入れ可能サイトの場合でも、乗り入れ台数に制限がある場合もあります。グルキャン※などで車の台数が増える場合も、公式HPのチェックが必要です。

※グルキャンとは、“グループキャンプ”のこと。例えば複数家族や、複数の友人同士などでキャンプを行うことです。

※グルキャンとは、“グループキャンプ”のこと。例えば複数家族や、複数の友人同士などでキャンプを行うことです。

何を用意すればいいの?

シュラフ
ランタン
クーラーボックス

最低限必要なものリスト

はじめてのオートキャンプ。
「何を持っていけばいいの?」という疑問と不安がありますが最低限必要なものは

  • テント(初心者はワンタッチ型が安心!?)
  • 寝袋 or エアマット+ブランケット
  • ランタン(電池式が使いやすい)
  • BBQコンロ or カセットコンロ
  • クーラーボックス
  • 洗面具(キャンプ場にはシャワー完備も多い)

でも、「全部買うの?」という、ここで2つ目のハードルが!
安心してください!実は、キャンプ場によってレンタル品も充実しています。

買わなくても借りられるものも!

最近のキャンプ場はレンタル設備が充実しています。

「テントや調理器具は現地でレンタルして、身軽に楽しむ」という人も増えています。事前に予約しておくと安心です。また、キャンプ場で借りられなくても、ネットでレンタルという方法もあります。

普段使わないものは、レンタルすればいいのです。でも、なんなら、災害用の備えとして購入しておいても良いかも?というアイテムもありますし、それを考える機会にするのもいいかもしれません。

気を付けて頂きたいのは、季節によって必要なものが変わることです。気温差への備えや虫刺されなど、自然を楽しむための準備は必須です!

ちなみにキャンプ歴8年の筆者、今年の春もキャンプに行ってきました。しかし思ったよりも寒く、持ってきた寝袋だけでは「夜が越せそうにない!」と焦りました。でも、キャンプ場でブランケットを貸し出していたので大助かり!朝まで温かく過ごせました。レンタルがあって本当によかったです。

キャンプ用品イメージ

持って行くといいよ!アイテム

なくてもいいけど、あると格段に快適になるアイテムをご紹介!

  • 虫よけキャンドル … 香りで虫を寄せつけない、明かりにも◎
  • レインポンチョ&簡易タープ … 急な雨でも安心。山間部の天気は変わりやすいので要注意!
  • 折りたたみチェア&テーブル … 地面に座るよりリラックス度UP!
  • ポータブル電源 … スマホ充電やちょっとした照明に便利!
  • 保冷剤がわりの冷凍ペットボトル … 冷却効果で溶けた後は飲めば良しの一石二鳥!

ちょっとした便利グッズで、キャンプの満足度が一気に上がります。
また、AC電源付きサイトの利用や、給電可能車両の乗り入れもキャンプが格段に楽になるので確認してみましょう。

行先どこにする?海派?山派?

「キャンプは好きだけど、どこに行こう?」季節でも迷う行先。そんなときの決め方は、“何をしたいか”を軸にすると選びやすいです。

山キャンプの魅力

  • ●森林浴ができる
  • ●清流が心地よい
  • ●焚火と星空が映える
  • ●木々の間にハンモックを吊るせる

海キャンプの魅力

  • ●夕焼けが絶景
  • ●サップや釣りなどアクティビティ豊富
  • ●食材も海の幸で豪華に!
  • ●朝方のお散歩は日の出が見えて楽しい

「昼は泳いで、夜は海辺で焚火」なんて贅沢もいいですね。

キャンプ@九州の魅力

九州でのキャンプは、他の地域にはない“自然のスケール”と“食の魅力”が大きなポイントです。

海に囲まれている九州は、各県絶景スポットがあります。透明度が高い海を見ているだけで癒されること間違いなし。海キャンプは外せません。

一方、他では見ることが出来ない活火山や地熱を感じられる雄大な山も魅力です。
どちらを選ぶか迷ってしまいますが、そこはドライブで両方楽しめるので欲張っちゃうのもありです!

海の幸&ご当地肉を堪能する!

キャンプは、食材調達も旅の醍醐味。焼き物のイメージがありますが、筆者は、必ず直ぐに食べられる“ご当地の食”を購入しています。というのも、設営するまでにお腹がすいてしまうことがほとんど。テントを設営しながら、美味しいモノをつまんで飲む!設営時間も満たされます。

九州は、海の幸やご当地牛に名物の馬刺しなどお肉類も豊富です!ご当地の食に野菜もそろう道の駅に寄って買い物も楽しみ、そのままBBQなんて!最高すぎです。

九州の絶景旅スポットベスト3

車で九州を旅するのなら「ここには行ってほしい」という場所がたくさんあります。その中でも、編集部イチオシ!九州ならではの大自然を満喫できるスポットをご紹介します。

・ 熊本阿蘇の大観峰

世界最大級のカルデラで、標高935.9m阿蘇北外輪山の最高峰です。ぐるり360度の大パノラマで壮大な地球の成り立ちを感じられる場所。標高差約400メートルもあり、眼下に広がる町並みと田畑の眺望も美しい人気スポット。

・宮崎日南海岸・鬼の洗濯板

波によって削られた岩の連なりが、遠くから見るとまるで洗濯板のように見えることから名付けられた珍しい海岸。周囲1.5キロほどの青島を取り囲む奇石群と亜熱帯性植物で、とても神秘的なロケーション。サンセットタイムも外せません。

長崎佐世保の九十九島

「世界で最も美しい湾」にも認定されている景勝地。佐世保湾の外側から平戸へ続く約25㎞間の青い海に、大小いくつもの島が浮かぶその風景は時間帯や気候で表情を変えるのも見ものです。手つかずの自然がそのまま残された貴重な環境ということから「西海国立公園」にも指定されています。

九州おすすめオートキャンプ場 3選

ボイボイキャンプ場

推しポイント!360度の星空に包まれる“天空キャンプ”
 くじゅう連山のふもとにある、開放感バツグンのキャンプ場。星が本当に“降ってくる”ような空を体験できます。ファミリーはもちろん、静かなソロキャンプにも最適。

住所: 大分県竹田市久住町大字久住4050-11
電話番号:0974-70-4693
詳細は公式サイトをご確認ください▼
ボイボイキャンプ場
近くの道の駅: 道の駅 竹田

SUN SEA

推しポイント!水平線に沈む夕陽と、波音だけの夜
生月大橋を渡った先にある、島の端っこのキャンプ場。見渡す限り海と空、そして音は波の音だけという贅沢空間。喧騒を離れたい人にぴったりの、極上ロケーションです。

住所: 長崎県平戸市生月町御崎
 電話番号:050-5536-3589
詳細は公式サイトをご確認ください▼
SUN SEA
近くの道の駅:道の駅 生月大橋

宮崎白浜キャンプ場

推しポイント!青島神社と南国ビーチがすぐそこ!
 ヤシの木が揺れる白浜のキャンプ場。青島神社まで車で6分、サーフィンや海遊びも満喫できます。南国ムード全開で、キャンプ×リゾートを両立できるのもおすすめポイントです。

住所: 宮崎県宮崎市大字折生迫字上白浜6600-1
電話番号:0985-65-2020
詳細は公式サイトをご確認ください▼
宮崎白浜キャンプ場
近くの道の駅: 道の駅 フェニックス

守ってほしいルール

  • ●ゴミは持ち帰る or 分別ルール厳守
  • ●夜は騒音NG
    (時間の定めがある場合も!平均的に22時以降はお静かに)
  • ●直火禁止の場所がほとんど(焚火台を使おう)

※ルールは施設によって異なります。事前にチェックを!