数量限定、早い者勝ち！レアなあなご茶漬けに舌鼓

　創業43年目の料亭「いけす料理　史（ふみ）」が提供するのは「炙りあなご茶漬け」　（1,700円）だ。漬物・吸物付きで１日限定10食。その日に〆た新鮮なアナゴを使用する。炙りアナゴは先ずはそのまま食べ、炙りあなごの食感を楽しむ。次にご飯に乗せて、緑茶の出汁とゴマ醤油のタレの茶漬けにして味わう。

　老舗宿「魚屋別館」も数量限定で「あなご茶漬け」（2,750円）を提供する。穴子と野菜の天ぷら・小鉢・茶碗蒸し・漬物付き。穴子の刺身は薄造りと穴子をネギで巻いた2種が楽しめる。茶漬けは緑茶だしと江戸時代から引き継がれてきた秘伝の自家製甘辛醤油だれで。

　1日限定20食で提供するのは「魚料理の店　達（だるま）」。ご飯に穴子のかき揚げ、煮穴子、きゅうり、氷などをトッピング。氷に味噌仕立ての出汁を注ぐと、豪華な冷や汁茶漬けに大変身。冷や汁仕立てでさっぱり冷たい！穴子のかき揚げと煮穴子の食感の違いの二重奏も嬉しい。単品1,980円　定食3,850円（写真）だ。タレは甘ダレ。

　鐘崎漁港の近くで食べるなら「宗像海人食堂　やっさん」へ。当然ながら漁港直送で鮮度は抜群だ。数量限定の「活あなご茶漬け」（1,800円）は季節の小鉢2品と自家製漬物、味噌汁付き。穴子は捌いて炙った後、秘伝のタレに３日間漬込むという。肉厚に切って深漬けした穴子は、その食感もまた楽しい。抹茶鰹だしを注ぎ、タレは甘めのゴマだれで。売り切れる場合があるので早めの入店がお勧め。

完全予約制や曜日・時間帯による予約で確保！

　前日までの完全予約制なのが「ムナカタ　キュイジーヌイシダ」だ。コース料理（5,280円～）の1品として「穴子のフリット　黒米のスープ仕立て」を提供する。宗像産黒米のリゾットの上に、大島産ふのりを衣に入れた穴子のフリットを乗せ、スープ仕立にしている。だしは緑茶と合わせた穴子のコンソメスープだ。予約はなるべくお早めに。

「海辺の料理小宿　はつしろ」の「穴子茶漬けご膳」（3,000円）は新鮮な穴子の薄造りと湯引きの２種類を提供してくれる。食べ比べた後は、ご飯に乗せて丼や鰹だしと辛めのゴマだれの茶漬けで。穴子を存分に楽しめる。穴子と野菜の天ぷら、小鉢、いか焼売、茶碗蒸しが付く。土日祝日は予約が確実だ。

　お昼の提供をメインに、夜は予約で味わえるのが「美々庵（びびあん」。「穴子茶漬けご膳」（2,850円）は2名からの提供となる。自慢は地元産の醤油を使った人気のたれ！3種類のゴマの特製醤油だれで豊かな味に。穴子と天然地魚の刺し盛り、自家製白子とうふ、穴子しゅうまい、小鉢、味噌汁が付いた豪華な茶漬けご膳を召し上がれ。だしはだし割ほうじ茶だ。

ちょっと贅沢なランチはあなご茶漬けで！

　神湊の老舗旅館「玄海旅館」の食事処「魚匠玄海」では穴子とエビと野菜の天ぷら、茶碗蒸し、味噌汁、漬物付が付いた「海苔香る　あなご茶漬け」（1,980円）が味わえる。実は穴子は海苔との相性が抜群！この海苔を使ってソースにし、刺身を合わせている。穴子の美味しさ極まる香り豊かなあごだしの茶漬けをどうぞ！たれは風味深い焙煎ゴマ醤油。

　さて、「玄海旅館」の姉妹店の「玄海横丁」でもあなご茶漬けを用意。やはり穴子と相性の良い海苔を使った「のり海苔穴子茶漬け」（1,500円）で、酢飯の上に穴子の刺身と薬味をのせて、自家製海苔ソースをかけた。だしも「魚匠玄海」同様、コクのあるあごだし、たれも焙煎ゴマ醤油。海苔の風味が加わり、暑い夏でもさっぱりさらさらと食べれる逸品だ。

　穴子の食感といえば、ふわふわとした柔らかさ。これを前面に出したのが「和ごころ」の「宗像穴子御膳」だ。前菜盛り合わせ・肉と魚料理の小箱・香の物・デザート付きで、穴子（中）2,780円、穴子（大）3,100円。土鍋で炊いたご飯に煮穴子を乗せ、鰹だしと醤油だれでいただく。炊き立てのご飯とふわふわの煮穴子を堪能してほしい！

ランチで、ディナーで、好きな時にあなご茶漬け！

　「御宿　はなわらび」の「穴子茶漬け」（2,750円）はナッツでコクを出した自家製だれが特徴。小鉢・茶碗蒸し・香の物・デザートが付く。新鮮な穴子の刺身は、ゴマだれ、ポン酢、刺身醤油で堪能し、最後にご飯に乗せて丼や茶漬けに。だしは濃い緑茶、たれは特製ゴマだれ。

　地元産の醤油を使ったゴマだれで勝負するのは「活魚村　海彦」。漬物と吸い物付きの「宗像あなご茶漬け」（1,650円）が味わえる。その日に〆た新鮮な穴子を使用。開業から２７年間変わらず使用してきた自身作のゴマだれは、刺身との相性も抜群と太鼓判を押す。だしは鰹だし、たれはゴマだれ。

　「グローバルアリーナ和洋創作バイキング　GAクラブ」はオーダーバイキング（ランチ・ディナー共に2,090円）の1品として「冷やし焼き穴子茶漬け」を提供。穴子はたれ焼きにし、梅のジュレを乗せている。だしは鰹だし玄米茶。バイキングの〆に夏でもさっぱりとした口当たりのお茶漬けが好評だ。※店舗開催のフェア内容によっては料金の変動も。

　湯上りに食べるなら「宗像王丸天然温泉　やまつばさ」の「レストランみあれ」は如何？「穴子の白焼き茶漬け御膳」は単品1,450円、穴子入り天ぷら・茶碗蒸し・サラダ・小鉢・漬物付きの「御膳」は2,350円。ご飯は昆布の旨味を含ませて炊き、焼き上げた白焼きはさっぱりとしていながら旨味が凝縮！特製だしをかけて召し上がれ。

　地元で60年余りの歴史を持つ「和食レストラン　末広」は、その歴史を活かして40年間引き継がれた秘伝のたれを使用。その名も「ひつまぶし　鐘崎の穴子バージョン」（2,000円）。先ずは穴子丼として、次に鰹だしをかけて食べる「ひつまぶしスタイル」が楽しめる。小鉢・茶碗蒸し付きで、たれは甘めの醤油だれだ。