道の駅みやま

道の駅みやま

地元の働き者が毎日出荷
ランチはフードコートで

 物産館名の「がまだしもん」とは柳川弁で「働き者」という意味。特産のセロリをはじめ、関東関西では「博多なす」で出荷される瀬高ナス、山川みかん、すももなど地元ブランド野菜・果物が並ぶ。ちょっと珍しいところでは玩具花火まであるが、実はみやま市は全国でも数少ない国産花火の生産地なのだ。フードコートを2018年にリニューアルし、テナント数も増えて充実。ここでランチを楽しむ観光客も多い。

道の駅みやまの基本情報

道の駅みやまのグルメ

  • 買うならコレ
    「中華ちまき蓮根と木耳」と「うなぎおこわ」

    買うならコレ<br> 「中華ちまき蓮根と木耳」と「うなぎおこわ」
    買うならコレ<br> 「中華ちまき蓮根と木耳」と「うなぎおこわ」

     地域産品が並ぶ道の駅の楽しみの一つは、駅限定オリジナル商品を見つけること。道の駅みやまは積極的にオリジナル商品の開発をしている。2023年3月末から発売開始となった「中華ちまき蓮根と木耳(きくらげ)」(2024年7月上旬改定2個入り500円・税込み)は地元産の蓮根と生きくらげを使用。国産の生きくらげは希少価値も高い。みやま産のもち米をメインに国産米と配合し、もっちりとした食感に。シャキッとした蓮根とプリッとした弾力のある生きくらげがアクセントを添える。さらに同年の10月から販売しているのが「うなぎおこわ」(2個入り980円・税込み)は隣接する柳川名物のうなぎを使用。駅内の鮮魚店が作るうなぎのタレで味付けし、駅長らが試行錯誤で開発した。ほんのり甘さがある、上品な薄味に仕上がっている。米はもちろん地元のもち米と国産米。いずれも冷凍品売り場で購入できる。

  • これも買おう
    「青みかんポン酢」と「ブルーベリードレッシング」

    これも買おう <br>「青みかんポン酢」と「ブルーベリードレッシング」

     こちらも道の駅みやまオリジナルの限定商品。みやま市山川町は古くからみかんの産地であり、「山川みかん」の名で知られている。みかんは熟す前に摘果を行い、捨てられる未成熟果実が少なくない。そこで摘果された青みかんの果汁でポン酢にしたのが「青みかんポン酢」(680円・税込み)。ツンとした酢の強さがない、優しい酸味を感じさせる。スライスオニオンサラダにも合う。片や「ブルーベリードレッシング」(800円・税込み)はブルーベリーの甘さがほのかにあり、細かな紫色の果皮がアクセントになっている。開発時はブルーベリーの苦みを抑えるのに苦労したというが、生野菜だけでなく肉料理にも合う自信作に。

  • 地元断トツ産物 セロリ

    地元断トツ産物 セロリ

     戦後まもなく進駐軍向けにセロリ栽培を始め、地元では英語風に「セルリー」と呼ぶほど。生産量全国2位の福岡県でもそのほとんどをみやま市が担っている。鮮烈な香りと心地よい歯ごたえ、そして食べやすいみやまのセロリは全国的にも有名だ。最盛期は11月下旬から6月初旬。加工品も多彩。

  • 食べるならコレ
    抹茶のパフェきよみず

    食べるならコレ<br>抹茶のパフェきよみず

     駅のフードコートの甘味処「水茶屋 樹徳庵」でデザートを楽しむならこれ。西日本の道の駅のひんやり系スイーツを競う「道の駅ひんやりスイーツ総選挙2021」で見事1位を獲得した大人気商品だ。底には抹茶ところてん、その上にクリーム、2種類のフレーク、抹茶ゼリー、抹茶アイスに白玉と小倉あんを添えて、さらに黒蜜を垂らしている。なんとも贅沢な和風パフェ。甘党は見逃してはいけない。580円(税込み)

道の駅みやまの施設・周辺案内

  • 周辺で楽しむなら 柳川藩主立花邸 御花

    周辺で楽しむなら 柳川藩主立花邸 御花

     7千坪の敷地全体が柳川藩主立花家の歴史を伝える国名勝「立花氏庭園」明治時代の伯爵邸「西洋館」、本邸「大広間」や名園「松濤園しょうとうえん」が当時のままに残る。史料館では立花家伝来の大名道具を見ることができる。2月から4月初旬の柳川雛祭りさげもんめぐりで公開される雛飾りは圧巻。

道の駅みやまの地図

※掲載されている情報や写真は最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。