道の駅長島

道の駅長島

通称は「ポテトハウス」
ホクホクのじゃがいも、いかが?

鹿児島県北西部に位置する長島は、黒之瀬戸大橋ができるまでは離島だった。島内には道の駅が2ヶ所、この「道の駅長島」と「道の駅黒之瀬戸だんだん市場」がある。「道の駅長島」は三角ドームのような外観が目印。小ぢんまりとしてはいるが、波光きらめく東シナ海に面し、対岸に天草を望むロケーションを誇る。すぐ近くにブリの養殖で有名な東町漁協もあり、夜になれば漁火が灯り幻想的。特産品は長島特有の赤土で育った「赤土ばれいしょ」や「赤土さつま芋」。通称の「ポテトハウス」もそれに因む。また食事処では養殖のブリ、地魚の定食を味わえる。しかも都会では信じられないお値段で美味い!

道の駅長島の基本情報

道の駅長島のグルメ

  • 地元断トツ産物 赤土ばれいしょ

    地元断トツ産物 赤土ばれいしょ

    長島町の自慢の特産は「赤土ばれいしょ」。八代海に囲まれ、年間を通じて温暖な島の土地は粘土質の赤土であり、ばれいしょ、つまりジャガイモを育てるのに適しているという。この地で育てたジャガイモを町のブランド名として「赤土ばれいしょ」と呼び、ジャガイモの品種は生産農家によって異なる。特徴は肉質がしっかりしており、煮崩れしにくいこと。食感はねっとりとした粘り気がある。1月頃から5月頃にかけての収穫時期には2つの道の駅に赤土ばれいしょがずらりと並ぶ。後日、このジャガイモでカレーを作ったが、評判通りの煮崩れしない、きめ細かくホクホクの肉質であった。シチュー、肉じゃがにも最適!

  • 食べるならコレ 平日の日替わり定食

    食べるならコレ 平日の日替わり定食

    道の駅のレストラン「海鮮味処 魚島(いおんしま)」は道の駅ファンの中でも穴場的存在だ。その魅力は何と言っても島ならではの新鮮な魚料理。関東地方などにブランド鰤「ぶり王」を出荷する長島漁協を持ち、天然の漁場を誇るだけに、毎日旬の魚が刺身、粗煮、焼き魚、フライ、漬け丼などになって出される。中でも平日日替わり定食の値段がまた驚き。何と700円! 窓の外に広がる青い海原を眺めながら、新鮮な魚料理の日替わり定食に舌鼓を打つ。土日祝日も出してほしい!と望むのはわがままか?

道の駅長島の施設・周辺案内

  • 日本マンダリンセンター

    日本マンダリンセンター

    温州みかんの「温州」とは中国浙江省の温州市から名づけたと言われるが、その発祥は中国ではなく、400~500年前にこの長島で偶発実生したと考えられている。みかんの博物館「日本マンダリンセンター」は、みかんの歴史・文化などをビデオや模型で解説してくれる。展示園には180品種の柑橘類を収集展示し、果樹農家の研究などに活用されている。また、センターの前にみかん農園が広がり、10月上旬から12月中旬にかけてはみかん狩り体験ができる。近くには島みかんの古木園もある。

    WEBサイト https://www.town.nagashima.lg.jp/sightseeing/si0013/
  • 獅子島

    獅子島

    長島の諸浦港からフェリーで20分、獅子島は八代海に浮かぶ鹿児島県最北端の有人離島。片側港に着くとクビナガリュウとアンモナイトのオブジェが出迎える。実はこの島、熊本県御所浦島とともに日本有数の化石産地なのだ。島の大部分が約1億年前の白亜紀の地層であり、約4000年前の古第三紀始新世地層などが露出している。どの地層も化石が出土し、白亜紀の地層からはアンモナイトや爬虫類の化石が見つかっている。2008年にはクビナガリュウの左下あごが発見された。まさに化石の島! 島内には「化石観察パーク」があり、化石観察や収集体験ができる。お気に入りの化石を見つけたら1個だけ持ち帰りOK。また、島の海の幸が味わえる飲食店やブルーツーリズム体験の受け入れ先もあり、小さな化石の島で楽しく過ごせる。

    WEBサイト https://www.town.nagashima.lg.jp/shishijima/

道の駅長島の地図

※掲載されている情報や写真は最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。