道の駅山川港活お海道
海産物の充実は漁港ならでは!
日本一の鰹節を買うならココ!
本土最南端の道の駅。「活お」は「いお」と読み、地元の言葉で「魚」を意味する。背後に開聞岳を望み、目の前は山川魚港。「鶴の港」の別名に因んだ外観の道の駅は、市場のような賑わいを見せるテナント群が自慢だ。鰹節関連の商品や干物、すり身、さつま揚げ、鯖寿司などが対面販売で売られている。さらにカツオやカンパチなどの鮮魚コーナー、活魚コーナー、鯛焼き風の「かつお焼き」が買えるテイクアウトコーナーなど。特産品直売ゾーンでは、勝武士ラーメン、勝武士焼酎もあり、まさにカツオ王国だ。市場食堂では海鮮丼やカツオのたたき料理を召し上がれ!
道の駅山川港活お海道の基本情報
所在地 | 鹿児島県指宿市山川金生町1-10 |
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電話番号 | 0993-27-6507 |
営業時間 |
8:30~17:30 レストラン11:00~15:00 |
定休日 |
第3水曜日(祝日の場合は翌日) 1月1日~1月2日 |
アクセス | 指宿スカイライン谷山ICより65分 |
公式HP | https://io-kaido.com/ |
道の駅山川港活お海道のグルメ
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地元断トツ産物 本枯れ節
カツオの漁獲は静岡県が断トツ1位であり、鹿児島県は10位。ところが鰹節の生産となると鹿児島県が断トツトップに躍り出る。鰹節というと枕崎市が有名だが、隣接のこの指宿市山川町は枕崎と並ぶ鰹節生産地。中でも鰹節の最高級品「本枯れ節」はこの山川が全国シェアの7割を誇るという。その製法は昔ながらの伝統製法を守り、18工程もの手間をかける。カビ付け・天日干しだけでも4回! この本枯れ節でダシをとれば料理の味は最高!1本(並)1560円~。
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食べるならコレ 山川かつおのたたき定食
カツオ押しの道の駅で食べるなら、やはりカツオ料理を食べないわけにはいかない。刺身定食、海鮮丼、カンパチ丼などのメニューでも不動の人気を保つのが「山川かつおのたたき定食」だ。山川漁港で水揚げされたカツオをすぐさまたたきにし、色艶の良さから言っても「美味い」ことが分かる。いや、美味くなくてどうする。ポン酢に薬味のすりおろしにんにく、ショウガを合わせ、タタキにつけて口の中へ。思わず笑みがこぼれる。白ご飯、あらだし汁、漬物、小鉢料理がついてお値段も不動の1000円(税込)。他にかつおカツ定食(1000円)、カツオの角煮入りやカツオの蒲焼き入りの温たまらん丼メニューもある。
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買うならコレ 山川漬
漁業と交易船の港町山川で生まれたのが大根の漬物「山川漬」。漁師町なのに漬物?と思うかもしれない。カツオ漁の漁師や琉球、中国、大阪への中継地として来港する船員にとって、保存がきくものが必要とされた結果らしい。500年近い歴史があり、実際に秀吉の朝鮮出兵の際にもこの山川漬が軍船に積み込まれた記録があるという。元々この地は大根栽培も盛んで、温暖な気候は天日干しにも適している。天日干しした大根を半年近くも発酵させて作る山川漬。ポリポリとした食感と深みのある独特の風味、薩摩らしい甘みもある。260円~(税込)。
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道の駅山川港活お海道の施設・周辺案内
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道の駅から車で13分、鰻集落は民宿が数軒と公衆浴場があるだけのひなびた温泉郷だ。開聞岳の麓にある火口池の鰻池のほとりにあり、その歴史は古く、西郷隆盛も湯治に訪れた。砂蒸し温泉で有名な指宿エリアでは珍しく、泉質は単純硫黄泉。肌触りが柔らかく、足繁く通うファンも多い。また、集落一帯は噴気孔から火山性の温泉蒸気が常に吹き出ており、地元住民は昔から煮炊きを屋外の「スメ」と呼ばれるこの蒸気を利用した竈で行っている。その「スメ」で作ったスメ料理も有名。池田湖、開聞岳観光の立ち寄りにも離床してみては?
料金 入浴料
中学生以上200円、小学生100円、乳幼児50円WEBサイト https://www.ibusuki.or.jp/spa/public/unagi/ -
薩摩半島最南端の岬。薩摩富士の異名を持つ秀峰・開聞岳を正面に望み、晴れた日には屋久島や硫黄島までも見晴らせる。霧島錦江湾国立公園に指定され、風光明媚な風景が広がる。また、浦島太郎が竜宮城へ旅立った地という言い伝えがあり、別名「竜宮鼻」ともいう。そのため豊玉姫(乙姫様)を奉った龍宮神社もある。縁結びの神様として人気のスポットだ。ウミガメの産卵地というのも浦島太郎にふさわしい。近くには長崎鼻灯台も。因みに「長崎鼻」という呼称は、「長く先が伸びた鼻」のような地形の岬を表す言葉だ。全国に8か所ある。
WEBサイト https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/nagasakibana/