道の駅うれしの まるく
新幹線を降りたらまずはここ
嬉野の魅力を伝える交流施設
2022年9月23日に西九州新幹線が開業。嬉野温泉駅に隣接した道の駅も同時にオープンした。メイン施設は「観光交流施設まるくアイズ」。いわゆる物産館ではなく、嬉野市の観光情報の発信拠点と旅の休憩施設を狙いとしている。また、フリースペースとしての活用も可能だ(有料)。駅前には「手湯足湯」の休憩スペース、トイレを配置。キッチンカーの出店などによるマルシェも企画するなど、駅前の賑わいを創出していく。
道の駅うれしの まるくの基本情報
所在地 | 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿甲4370-2 |
---|---|
電話番号 | 0954-27-8709 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 無休 |
公式HP | https://ureshinomaruku.jp/ |
道の駅うれしの まるくのグルメ
-
地元断トツ産物 嬉野茶
嬉野市と言えばやはり全国にも名の知られた嬉野茶。嬉野茶の茶葉は日本茶では珍しい独特丸みを帯びた形をしており、玉緑茶(グリ茶)と呼ばれている。駅名の「うれしの まるく」の由来はここにあるようだ。そして実は嬉野茶、銘菓、温泉グッズだけは販売している。玉緑茶の色と味、香りが最も出る「蒸製玉緑茶」、伝統的な「釜炒り茶」の2種があり、老舗茶舗の銘品から好みのものを選ぼう。
-
物産購入なら アップリフトシモジュク
嬉野温泉駅前のエリアには独立店舗として「アップリフトシモジュク」が建つ。嬉野市唯一の酪農牧場「ナカシマファーム」が運営し、ロフト空間の店内にはカフェとショップがある。カフェメニューはもちろん同牧場の搾りたての牛乳を使ったミルクブリューコーヒー、ミルクソフト、ホットミルクなど。テイクアウトもできる。嬉野市や佐賀の物産を集めたショップで人気なのは嬉野温泉の旅館大村屋の「牛乳プリン」(税込324円)。抹茶、紅茶、釜炒り茶のお茶ソースをかける。また、県内の醤油味噌会社が作った4種類のふりかけ「おにぎりご飯」(各税込864円)もお勧めだ。10:00~18:00(月曜はカフェ10:00~15:00)、火曜定休。
アップリフトシモジュク
道の駅うれしの まるくの施設・周辺案内
-
嬉野温泉の名は神功皇后が川中の湯を見つけ、兵士たちを癒した際に「あな、うれしの」と喜んだという伝説に由来するという。神経痛、皮膚病などに効能ありとされ、「日本三大美肌の湯」とも呼ばれている。そんな嬉野温泉街には24時間、無料で楽しめる足湯が3ヶ所ある。「湯遊広場 シーボルトのあし湯」「湯宿(ゆしゅく)広場」、そして「湯っつら広場」だ。「湯宿広場」は一部車いすでの利用が可能。タオル片手に散策してみよう。
WEBサイト https://spa-u.net/ -
佐賀・長崎を指す「肥前国」は秀吉の大陸出兵以来、400年余りの「焼物」の歴史を持つ。あまり知られてはいないが「吉田焼」もその一つ。吉田皿屋地区は道の駅から南東の吉田方面へ車で7分。江戸時代は鍋島藩の庇護を受けて?栄したが、現在は7軒の窯元が伝統を引き継いでいる。「肥前吉田焼窯元会館」のショールームでは各窯元の作品を展示。手びねりや絵付けの体験も可能だ。お気に入りの作品を見つけたら、窯元にも足を運んでみよう。地区には廃業した「副鉄製陶所」の工場が残され、全盛期の吉田焼の様子が垣間見えるだろう。吉田焼の一部は道の駅でも展示しているので、ぜひ参考に。
WEBサイト https://yoshidayaki.jp/kamamotocenter/