道の駅さいかい
オレンジに染まる西海の夕陽
みかんの味と香りの道の駅
西海市は長崎県内屈指の夕陽のスポット、そして県内有数のみかん生産地。そのため駅物産館名も「みかんドーム」だ。館内の商品は幻の醤油「江島醤油」をはじめ、地域の銘品、逸品の加工品が中心だが、季節ごとのみかんやその加工品はやはり駅の目玉だ。秋から春にかけては特製みかん搾り器で果汁100%のフレッシュミカンジュースも販売。季節の品種ごとに味わいが異なるみかんジュース、ぜひ飲んでほしい。館内の手づくり工房では事前予約にてそば打ちやパン作り体験も楽しめる。野菜や魚などは近くの農産直売所で。
道の駅さいかいの基本情報
所在地 | 長崎県西海市西海町木場郷488-1 |
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電話番号 | 0959-37-4933 |
営業時間 | 9:30~18:00(12月~2月は9:00~17:00) |
定休日 | 12月31日~1月1日 |
アクセス | 西海パールライン小迎ICより15分 |
公式HP | https://www.saikaicity.jp/mikan/ |
道の駅さいかいのグルメ
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地元断トツ産物 西海みかん
三方を海に囲まれ、温暖な気候に恵まれた西海市はみかん栽培に適した環境だ。特に温州みかんの品種「岩崎早生」と「原口早生」はこの地が発祥。「西海みかん」は東京の青果市場では高値で取り引きされるほど味の評価が高いのも自慢だ。糖度が高いだけでなく、ほど良い酸味とコク、柔らかな食味の果肉だからこそ。農薬に頼らない栽培が盛んなのも自慢だ。
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買うならコレ 大瀬戸おんばんさん手づくり鉄火みそ
鉄火みそとは、細かく刻んだニンジンやゴボウなどを炒め、味噌を加えてさらにじっくりと炒めたもの。保存がきき、ご飯との相性はすこぶる良い。当然、炊き立てのご飯に載せる、おにぎりの具にする。酒のアテにもなる。農家でおばあちゃんが自宅用に作るのも珍しくない。「おんばんさん」とは西海市の方言で「おばあさん」の意。西海市大瀬戸町雪浦地区のおばあちゃんたちが自分たちの田畑で採れた野菜を刻み、地元産のイリコを素揚げし、国産大豆は片栗粉をまぶして揚げる。それらを大鍋で炊き、水あめとたっぷりのみりんを加え、これまた手作りの麦みそを加える。麦みそは熟成ものと新しいものをブレンド。じっくりしゃもじでかき混ぜて出来上がり。うまいはずだ。1パック350円(税込み)
道の駅さいかいの施設・周辺案内
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アナログレコードファンにはたまらないスポット。廃校利用した同館には、初代館長の故栗原榮一郎氏が収集したレコードと全国から寄贈されたレコードが一堂に並ぶ。その数はSPレコード約1万枚、LP盤・ドーナツ盤が約15万枚にもなる。さらにスピーカー、プレーヤー、楽譜、古本から何と農機具まである。しかも好きなレコードを好きなだけ聴けるから嬉しい。全国からファンが訪れるのもうなずける。
WEBサイト https://onyoku.org/