道の駅豊前おこしかけ

豊前おこしかけ

道の駅弁はこの駅から生まれた!
秋には地元神楽も見られる

 

 「豊前おこしかけ」とはこれも不思議な名前。実は神功皇后が豊前路を巡幸中、この地で石に腰かけて一休みしたという伝説が由来だ。自慢の特産は豊前棚田のゆず。駅のオリジナル「ゆずペースト」をはじめ、ジャムなどにも加工されている。そしてもう一つの自慢が「道の駅弁発祥の駅」であること。鉄道の駅弁に対して道の駅でも地域性のある弁当を、と初代駅長が発案して各地の道の駅に広がった。地元高校生による弁当も人気だ。さらに秋には地元の京築神楽が披露され、観光客にも喜ばれている。

 
ゆずぺーすと

地元断トツ産物 豊前棚田ゆず

 九州はゆずの産地が多く、冬になると道の駅や産直所などで多く見かける。豊前棚田は最盛期には首都圏にも出荷されたが、後継者不足などで一時斜陽に。現在は地元が生産活動に力を入れている。地元婦人会が作った「ゆずペースト」は道の駅限定品!ヨーグルトのトッピングなど利用範囲も広い。140g480円~

地元断トツ産物 豊前一粒かきと豊前本ガニ

 1980年代から始まった豊前海のカキ養殖。「手間隙かけて一粒一粒丁寧に表面を磨いて殻付きのまま出荷する」ことからこの名が付いた。栄養豊富な豊前海のミネラルをたっぷりと含み、殻に対して粒が大きいのが特徴であり自慢だ。プリプリとした身は味も良く、濃厚な風味が広がる。
 一方の豊前本ガニはワタリガニで、広大な豊前海の干潟で獲れる。実は豊前海はワタリガニの漁獲量では日本有数の地。この中から大柄で身入りの良いものだけが「豊前本ガニ」のブランドで出荷される。濃厚なうま味と豊かな甘みが特徴で、秋は雄、冬は卵をはらんだ雌が美味いとされる。

ぶぜんおこしかけ 道の駅弁

食べるならコレ 道の駅弁

 旅のお供は駅弁。道の駅での楽しみの一つだ。道の駅弁発祥の駅だけに、駅弁の内容は多彩で毎年内容も変わるのも嬉しい。また、地元の青豊高校クッキング部プロデュース弁当も高校生らしいアイデアで支持を受けている。さあ、今日はどの弁当にしよう?

京築神楽

コレも自慢 京築(けいちく)神楽

 豊前市など県北東部2市5町の京築地区には修験道の山もあり、古くから神楽が伝承されてきた。今も30の神楽団体が神楽を奉納する。道の駅豊前おこしかけでも年数回、駅の広場で定期公演が開かれる。

周辺で楽しむなら もみじ学舎と大きな机&椅子

 

 「もみじ学舎」は1997年に廃校になった旧上川底小学校を活用した交流施設。1955年築造の木造平屋建て旧校舎に「もみじかふぇ」や雑貨店「sumahans」、家具工房があり、レトロな校舎に溶け込んでいる。カフェの料理は給食室で作られ、校長室や応接室で提供される。講堂ではライブ演奏が行われることも。そして人気を集めているのが校庭に置かれた巨大な木製椅子と机。見上げるほどの大きさで、まるでガリバーの椅子と机のよう。椅子は上ることができ、そこからの眺めがまた爽快だ。

もみじ学舎データ
福岡県豊前市上川底858
080-5088-2003
営業時間 11:00~17:00
定休日 不定

道の駅豊前おこしかけ

福岡県豊前市四郎丸1041-1
0979-84-0544
営業時間 8:00~18:00
     屋台村 11:00~15:00(テナントごとに異なる)
定休日 年中無休(飲食テナントによっては定休日あり)
アクセス 東九州自動車道椎田南ICより5分、豊前ICより7分
道の駅豊前おこしかけ

道の駅豊前おこしかけ

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