道の駅いぶすき

道の駅いぶすき

オクラ、そら豆、えんどう
生産量日本一づくしが自慢

鹿児島市喜入町から指宿市に入ってすぐの道の駅。錦江湾に面し、砂蒸し温泉や池田湖で知られる指宿市の玄関口ともいえる。物産館の名称は「彩花菜(さかな)館」。2020年10月に一時休業し、翌月から指宿市の運営でリニューアルオープンした。二階店舗のレストランはなくなったが、一階の特産品販売コーナーを拡張。生産量日本一を誇るオクラやそら豆、スナップエンドウを始めとする新鮮な野菜、指宿で水揚げされた魚介、さらにこだわりの加工品や工芸品などを揃えている。

道の駅いぶすきの基本情報

道の駅いぶすきのグルメ

  • 食べるならコレ 海鮮玉手箱・寿司定食

    食べるならコレ 海鮮玉手箱・寿司定食
    食べるならコレ 海鮮玉手箱・寿司定食

    2022年4月18日、道の駅のレストランが装いも新たにリニューアルオープン。新鮮な海の幸を提供する店として、その名もズバリ「海音(かのん)」だ。推しのメニューは「海鮮玉手箱」と「寿司定食」でいずれも1540円(税込)。海鮮玉手箱はエビ、シラス、イカ、マグロ、タイ、カンパチなど10品が載った海鮮丼。これに味噌汁、小鉢、漬物が付く。寿司定食は同様の寿司ネタで9貫に鉄火巻とかっぱ巻を盛り合わせている。こちらは味噌汁、小鉢、漬物、そして茶わん蒸しが付く。どちらもネタは季節によって変わる。レストランからは海が見渡せ、海の幸をたっぷりと楽しめる。指宿ならではのかつお漬け丼もお見逃しなく。

  • 地元断トツ産物 オクラ

    地元断トツ産物 オクラ

    指宿市はオクラの生産量が日本一。アフリカ北東部が原産地のオクラは明治初期に日本に入ったとされるが、栽培が本格的になったのは戦後だという。指宿市は戦後間もない昭和25年から早くも品種改良を始め、生産者の数と出荷量を伸ばしていった。現在では生産者農家が1200戸近くもある。ハウスものは4月から7月中旬まで出回り、露地ものは5月下旬から10月頃まで出回る。駅には採れたてのオクラはもちろん、オクラポタージュなどの加工品が勢ぞろいしている。

  • 地元断トツ産物 そら豆

    地元断トツ産物 そら豆

    こちらもオクラと並ぶ生産量日本一の農産物。鹿児島県全体がそら豆の生産量が断トツでもある。そしてやはり戦後間もなくから栽培が始まり、現在は600戸余りが栽培している。指宿市のそら豆は「かごしまブランド」でもある。冬の寒さで甘さが増し、出荷時期は12月上旬から4月下旬。早採れはクリーミー、熟したものはホクホクの食感が楽しめる。また、そら豆は美味しい鮮度が3日以内とされ、さやから出すと一気に鮮度が落ちる。駅で土産に購入した場合は、食べる直前にさやから出すのがお勧めだ。
    © P.K.N

  • 地元断トツ産物 スナップエンドウ

    地元断トツ産物 スナップエンドウ

    スナップエンドウも指宿市が生産量日本一であり、あらためて砂蒸し温泉のイメージ一辺倒だったのがくつがえされる。ともかく、さやのシャキシャキした歯ごたえと豆の甘さを一緒に味わえるスナップえんどう。体内でビタミンAに変わるβ-カロテン、タミンCなど、栄養のバランスもよく、さやごと食べることで食物繊維もしっかりと取ることができる。肉厚で張りのあるものが良い。旬は11月中旬~4月中旬。筋を取って塩水で1分間茹でるだけでさやごと食べられる。因みに実えんどうは生産量国内第二位という。道の駅いぶすきでの農産物購入が楽しくなる。

  • 食べるならコレ  オクラソフトクリーム

    食べるならコレ  オクラソフトクリーム

    さて、国内生産量日本一づくしの中でも、指宿市が誇りにするオクラ。地元の自慢産品を使った道の駅のソフトクリームの中でも、道の駅いぶすきのオクラソフトクリームは恐らくここだけだろう。オクラの豊富な栄養素を余すことなく閉じ込めた「オクラパウダー」をバニラクリームに加えている。これによって薄い緑色となり、クリームの食感はもっちりとした粘りが出ている。そして味は…、オクラソフトクリームと聞いただけで尻込みする心配は無用。どことなくお茶のような風味があり、甘さは控えめだ。オクラの収穫期は塩ゆでしたオクラ1本が添えられる。その見た目がまた個性的だ。380円(税込)

道の駅いぶすきの地図

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