八面山入口交差点脇、法垣遺跡公園にある。同遺跡は縄文時代後期に掘立柱建物があったことを証明し、駅の情報発信コーナーには出土した土器などを展示。JA直売所「オアシス春夏秋冬(ひととせ)」では、地元の新鮮な農産物や海産物を販売している。曜日によっては旬の産物の詰め放題イベントも。また、鶏飯やおこわ、手作り饅頭など懐かしい味を提供する「かあちゃんの店」が人気だ。レストランでは、ハモを盛り込んだ中津御膳、中津からあげ丼、ぬか炊き定食、団子汁などが味わえ、本場のからあげの出来たての持ち帰りもできる。テイクアウトコーナーの「黒田官兵衛ソフト」も開業以来の人気。
大分県は「とり天」、「鶏飯」など鶏料理が盛ん。そして唐揚げというと中津市は「聖地」を誇るほど、「中津からあげ」をこよなく愛する。中津市内の至る所に唐揚げの店があるほどだ。中津で唐揚げが広まったのは半世紀ほど前という。柔らかくジューシーな鶏肉は絶対的条件であり、店によって下味の調合など「秘伝味」を競う。道の駅レストランでも中津唐揚げは定番中の定番。定食もあるがテイクアウトOKの単品もあり。
中津からあげもいいが、中津の名物料理と言えば鱧も見逃せない。「鱧料理って京都が本場じゃないの?」と思うかもしれない。しかし、豊前海に面した中津はれっきとした鱧の名産地。しかもこの海で育った鱧は「つの字鱧」「真鱧」と呼ばれ、骨が柔らかく骨切りが比較的しやすいという。鱧を調理するにはプロによる骨切りが必要だが、この骨切りという技術も江戸時代に中津の漁師や料理人が編み出し、江戸などに広まったという説もある。旬は晩夏から晩秋にかけて。駅のレストランでは鱧の湯引きがある「中津御膳」、「鱧カツカレー」、「はも釜飯」そして要予約の「鱧しゃぶ定食」があるので、ぜひ味わってほしい。
八面山の山麓に広がる転作田を利用して作られたコスモス園。約15haある水田跡のうち約10haにピンクを中心としたコスモスが1,200万本も植えられている。また、約1.5haには約4万5千本のヒマワリが植えられている。コスモスの季節にはコスモスの花でキャラクターや模様を描くコスモスアートも登場する。また「三光コスモス祭り」が開催され、期間中はステージイベントなどの催しや、開花状況によっては切り花体験(有料)もできる。(2021年は未定) https://nakatsuyaba.com/?introduce=cosmosen
大分県中津市加来814 ☎ 0979-64-8830 営業時間 情報休憩所9:30〜18:15 直売所9:00〜19:00(11月〜2月は〜18:00) レストラン10:00〜17:00(土日祝日は〜18:00) 定休日 年中無休 アクセス 東九州自動車道中津ICより5分 道の駅なかつ
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