夕陽の里として知られる五ヶ瀬町は九州のほぼ中央、九州山地に抱かれた地にある。「五ヶ瀬ワイナリー」は標高660ｍの丘の上に立ち、五ヶ瀬産ブドウ100％のワインは「Japan Wine Competition（日本ワインコンクール）」や「sakura awards（サクラアワード）」など数々の賞を受賞。ワイナリー見学の他、眺めの良い天空レストラン「雲の上のぶどう」のランチと共にワインが楽しめる。（※RVパークsmartでは電話での予約不可。専用サイトから予約を）
五ヶ瀬ワイナリーデータ所在地 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町桑野内4847-1電話 0982-73-5477時間 売店9：00～17：00 レストラン11：00～15：00定休日 売店年末年始 レストラン水曜・木曜五ヶ瀬ワイナリー公式サイト
利用料・車種等の詳しい車中泊データはくるま旅クラブサイトのページにアクセス！
ペット病院（所要時間は目安です）最寄り・土曜診療可 21分 五ヶ瀬動物病院 ☎0982-83-2950土曜午後診療可 27分 興梠（こおろぎ）獣医科病院 ☎0982-72-2254
ドッグラン国道265号・県道81号経由で50分 dog garden 南を翔る風（ドッグカフェ併設）
五ヶ瀬町には有名無名、大小さまざまな滝がある。うのこ（鵜の子）の滝は滝壺の大きさ5,000㎡、滝の落差は20ｍ。柱状節理の奇岩に囲まれた滝壺は、山の間にぽっかりと丸い穴があいたように見える。10万年前の阿蘇大噴火の火砕流によって形成された景観だという。広大な滝壺と周囲の森が神秘的な景色を作り出している。滝壺へは遊歩道で行け、そこから見る滝は迫力がある。さらに対岸の展望所からは滝と滝壺の全景が一望でき、四季折々の景色を楽しむことができる。
データ所在地 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字三ヶ所電話 0982-82-1200（ごかせ観光協会）
1615年（元和元年）に豊臣家の遺臣、後藤孫太夫が入道して開基。浄土真宗本願寺の寺院だが、元々は隣接する二上大明神の別当観音寺で天台宗の寺院だった。火災で二度消失し、現在の本堂は明治末期に建立された。さらに1954年（昭和29）から1955年（昭和30）にかけて山門と鐘楼が建てられ、本堂と共に門徒寄進の欅材が使われている。1973年（昭和48）には納骨堂の三重塔が落成した。境内には宮崎県指定天然記念物の樹齢300年の枝垂れ桜があり、これは江戸時代に第9代住職が京都祇園から苗木を持ち帰って植えたとされている。エドヒガンの変種でイトザクラともいわれ、開花時には県内外から多くの観光客が訪れる。
データ所在地 宮崎県西臼杵郡五ケ瀬町大字三ヶ所8701電話 0982-82-0209
五ヶ瀬町南部に源を発する三ヶ所川渓谷の本流に懸かる「うげの滝」は、落差15ｍと小ぶりな滝で迫力には欠けるが、雨で水量が増えれば川幅いっぱいに滝水が広がる光景が見られる。この滝には伝説がある。祝い事や来客のもてなしに「椀ば貸してください（お椀を貸してください）」と滝壺に頼むと、神様が滝壺にお椀を浮かばせてくれた。ある時、お椀を欠いたまま返ししたところ、神様が腹をたててお椀を貸さなくなったという。そんな伝説が残る「うげの滝」の水を守るため、滝のふもとに水神様を祀り、三ヶ所坂本地区の重要な水源として受け継がれている。
データ所在地 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字三ケ所谷下電話 0982-82-1200（ごかせ観光協会）
渓谷の切り立った崖から幾筋もの白い滝水が落ちるさまはまさに絶景。標高900mの地にあり、落差は60mに及ぶ。新緑の季節は清々しく、夏は清涼な風を送り、秋は紅葉に彩られ、そして冬は時に全面凍結して神秘的な世界を見せる。特に紅葉とのコントラストが素晴らしく、多くのカメラマンや観光客で賑わう。ただし、白滝へ向かう道には車両のすれ違いが困難な箇所があり、十分な安全確認が必要だ。軽キャンクラスの車両が妥当かもしれない。
データ所在地 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字鞍岡電話 0982-82-1200（ごかせ観光協会）
国内最南端の天然のスキー場であり、九州随一のゲレンデを誇る。最上部は標高1,610ｍ。パラダイスコースは平均斜度13度、標高差190ｍ・1000m、ダイナミックコースは同18度、最大傾斜30度のハードバーンがある650mの2つのコースを持つ。初心者から上級者まで、スキーヤーやスノーボーダーを満足させるコースレイアウトになっている。また、晴天時は阿蘇五岳や九重連山をはじめ、九州中央山地の大パノラマが一望できる。12月上旬から3月上旬営業。（※2022年の台風被害により、スキー場への道路の復旧見通しが立たず、2023年度営業は中止決定）
データ所在地 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字鞍岡4647-171電話 0982-83-2144時間 期間中8:00～16:30定休日 期間中無休五ヶ瀬ハイランドスキー場公式サイト
五ヶ瀬町は熊本県境と接し、熊本県山都町の蘇陽峡も五ヶ瀬ワイナリーからすぐ近く。九州中央山地を源とした五ヶ瀬川によって形づくられた峡谷だ。阿蘇の南外輪山に連なる高原で、阿蘇溶結凝灰岩の台地を五ヶ瀬川が長年にわたって削り取ってできた全国でも珍しいＵ字型の峡谷。その幅は200ｍから300ｍに及び、高さ150ｍから200ｍの切り立った絶壁が約14ｋｍ続く。長崎鼻展望台から渓谷を見下ろすと、深い緑の中を白い川筋が走り、その雄大な景色は圧巻。10月下旬～11月上旬になると峡谷一帯が紅葉で染まり、一段と美しい。NPO法人「五ヶ瀬自然学校」が運営する蘇陽峡カヌー、SUPなどの体験もある。
データ所在地 熊本県上益城郡山都町長崎電話 0967-83-1111（山都町役場蘇陽総合支所）蘇陽峡公式サイト NPO法人五ヶ瀬自然学校公式サイト
五ヶ瀬ワイナリーから県道8号・県道203号を走れば、隣町の高千穂町の国見ヶ丘展望台へと出る。標高513ｍにある雲海の名所だ。瓊瓊杵尊（ににぎのみこと）が天から降り立ったとされ、西に阿蘇、北に祖母連山、東方眼下に高千穂盆地が見渡せる。10月上旬～11月下旬ごろの早朝は、年に数回ではあるが天候などの条件次第で雲海が出る。2011年に世界的ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で１つ星を獲得した。雲海のシーズン中の週末は、早朝から多くの観光客らが見学に訪れる。
データ所在地 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方電話 0982-73-1213（高千穂町観光協会）
