山鹿市と合併した鹿本町は菊池川沿いに開け、肥沃な大地に恵まれている。そのため農業が盛んな地域だ。菊池川に面した「水辺プラザかもと」は物産館、レストラン、温泉、宿泊などの施設を備えている。またカヌー体験をはじめ、レンタサイクル、グラウンドゴルフ、パン・ピザ作り体験など、多彩な体験メニューも自慢。アイス工房も要チェック。※現在、コロナウイルスの影響によりバイキングレストランは休業中
アイス工房「ピアンタ」はソフトクリームの他、季節の地元果物を使ったシャーベットが楽しめる。駅オリジナルの「ブレンドアイス」はその果肉シャーベットとジャージーミルクアイスをブレンドしたもの。ミルクの濃厚な甘さとフルーツのフレッシュな香りのバランスが絶妙な美味しさ。メロン、マンゴー、ブルーベリーなどがある。ジェラート300円〜、ブレンドアイス400円~(各税込)
道の駅にある「地麦パン工房 かんぱーにゅ」では、2012年度から5年連続で日本穀物検定協会の「食味ランキング」で最高位の特Aランク獲得の米「森のくまさん」で作った米粉パンを販売している。小麦グルテンを使用するなど配合を工夫し、湯捏ね製法と長時間冷蔵発酵で米の甘味を引き出す製造で特許を取得。しっとりしたふんわり感と米粉パン特有のもっちり感を合わせ持つ味に仕上げている。
フィットンチットを発生させる森林浴サウナを備える広々とした浴場内には、毎分90ℓ自噴する豊富な湯量を生かし、うずまき水流に身を任せる舞湯、電気風呂、泡風呂など男女それぞれ8種類の浴槽を完備。オーバーフローした湯はそのまま捨て新しい湯を注ぎ続けているので、常に新鮮で清潔な湯が楽しめるのも魅力だ。アルカリ性単純泉。
映画などの娯楽がなかった時代、芝居小屋は唯一のエンターテイメント空間だった。山鹿市の芝居小屋「八千代座」も同じく。地元の蔵主などの旦那衆が出資して「八千代座」が完成したのは1910(明治43)年。折り上げ天井には当時の出資者の商店や酒蔵などの屋号や商品などの絵が描かれた。しかし、戦後は時代と共に衰退し閉鎖され、朽ちかけていた。地元老人会が維持に立ち上がり、1985(昭和63)年には国重要文化財に。その後も歌舞伎役者坂東玉三郎らの協力もあり、復興を遂げた。現在は舞台公演に使われるほか、奈落などが見学できる。 https://yamaga.site/?page_id=2
熊本県山鹿市鹿本町梶屋1257 ☎ 0968-46-1126 営業時間 9:00〜19:00 レストラン 平日11:30〜15:30(LO14:30) 17:00〜20:00(LO19:00) 土日祝11:00〜21:00(LO20:00) 温泉 9:00〜22:00(最終受付21:00) 宿泊 IN16:00〜OUT10:00定休日 年4日不定休 アクセス 九州自動車道植木ICより15分または菊水ICより25分 http://www.mizube-plaza.co.jp/
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