九州の絶景!一度は行って見たい!藤の花おすすめスポット

「藤の花のトンネル」って見たことある?九州で出会う感動の藤絶景おすすめスポット
春の訪れとともに、九州各地では紫色のシャワーのように美しい藤の花が見頃を迎えます。
ドライブにも最適なこの季節、心ときめく絶景を探しに出かけませんか?今回は、SNSでも話題の藤棚や、歴史ある庭園で咲き誇る藤など、九州ならではの個性豊かな藤の花スポットを厳選してご紹介します。「藤娘」の舞のように優雅で、古くから日本人に愛されてきた藤の花。その魅惑的な姿と甘い香りに包まれ感動の体験ができる一度は見てみたい!行ってみたい!という映えスポットをご紹介します。
河内藤園 (北九州市)

藤の花のグラデーショントンネルが映えスポット
九州一と言っても過言ではないほどの人気スポットなのが北九州市の「河内藤園」。
アメリカのニュースチャンネルで「日本の最も美しい場所31選」に選ばれたことをきっかけに、世界中から注目される観光スポットとなったほど見応えある藤の花が咲き誇る。
一番の見どころは長さ80mと110mの2種類の藤の花のトンネルで、色違いの藤がアーチ状の棚になっているのも美しい。園内には約22種類の藤が楽しめ、野田長藤が一面に広がる約1,000坪の大藤棚は圧巻。
開催日:2025年4月19日(土)~5月6日(火)
入園料:大人(18歳以上)1,500円※1名につき高校生以下2名まで無料
所在地: 〒805-0045 福岡県北九州市八幡東区河内2丁目2−48
電話番号: 093-652-0334
▼詳細は必ず公式HPでご確認ください。
河内藤園公式サイト
中山大藤(柳川市)

藤の花のライトアップを見るならココ!
大きな花房が美しい中山の大藤は、柳川市の中山熊野神社にある樹齢約300余年の県指定天然記念物の名木。
江戸時代、地元の酒屋の店主が、大阪野田から種を持ち帰って植え、育てたのが始まりだと言われている。現在は、地元保存会などの手で大切に守り育てられている。
見事なのは、神社の石橋にかかる藤のアーチで、おすすめフォトスポットだ。夜にはライトアップされて、日中とはがらりと雰囲気が変わるのも見どころ。甘い香りと夕闇、ほんのり照らす提灯の明かりも風情がある。
毎年、開花時期に合わせ、神社と立花いこいの森公園で「中山大藤まつり」が開催される。
写真提供:©福岡県観光連盟
所在地:〒832-0811 福岡県柳川市三橋町中山538-1(中山熊野神社)
まつり期間:2025年4月15日(火)~27日(日)
藤棚ライトアップは21:00まで(開花時期により変更あり)
▼詳細は必ず公式HPでご確認ください。
柳川市公式HP
八女黒木大藤(八女市)

矢部川のほとり歴史ある藤棚
樹齢600年以上の長寿の藤は、国の天然記念物指定されている。後征西将軍良成親王のお手植えと伝えられており、幾多の戦火・大火にも負けずにたくましく生き、美しい花を咲かせるその姿に心を奪われるような見事な大藤で、素盞嗚神社には、約3,000平方メートルもの藤棚があり、重なり垂れ咲く藤の花は圧巻。国道442号を久留米方面から大分県に向いて進むと矢部川沿いに見事な藤棚を見ることができる。
開花の時期には全国から多くの観光客が訪れる名所で、矢部川のせせらぎと藤の花の香りで癒されるスポットだ。
写真提供:©福岡県観光連盟
所在地: 〒834-1203 福岡県八女市黒木町黒木5−2
イベント名:八女黒木大藤まつり
まつり期間:2025年4月11日(金)~27日(日)
和傘と竹灯籠のライトアップ
日程:4月19日(土曜日)
時間:19時~21時(荒天時変更あり)
▼その他イベント詳細はコチラでご確認ください
八女市公式HP
唐津城の藤棚 (唐津市)

海沿いの天守閣と藤の花のコラボ
海沿いに立つ唐津城を背景に藤の花が見られるフォトジェニックな場所としてお勧めなのがここ。
樹齢100年を超える藤の花で、石段を登り切ったところにある白藤と天守との共演も美しい。藤色と白い藤が楽しめるのもいいところ。石段を登らずともエレベーターがあるので藤棚まで楽に行ける方法もあるのでご安心を。
ちなみに、藤は唐津市の花でもあり、唐津城周辺にある舞鶴公園は藤の名所。海と城と藤の美しい風景をぜひ堪能してほしい。
写真提供:一般社団法人佐賀県観光連盟
所在地:〒847-0016 唐津市東城内8-1
▼詳細は必ず公式HPでご確認ください。
佐賀県公式観光サイト
千財農園(宇佐市)

茶畑に隣接する広大な藤棚
全国でも珍しい?茶畑に隣接している花園には、大分県内最大規模という2400坪の藤棚に250本のフジの木があり、花の時期には紫に白、ピンクの見事なフジの花のグラデーションと甘い香りが楽しめる、宇佐市の春の観光スポットとして人気の場所。新茶と藤の花の両方を楽しめる欲張りさんにおススメの場所でもある。
茶畑のグリーンと藤の花のカーテンのようなグラデーションが織りなす景色はまさに映えスポット。頭上に広がる藤の花の下をくぐりながら散策できるので、花の香りも存分に味わえる。
昨年は、土日限定でその名も「ふじソフト」。藤の花の甘い香りがするという藤色のソフトクリーム。これは味わってみたい。
写真提供:公益社団法人ツーリズムおおいた
所在地:大分県宇佐市四日市4243
千財農園:0978-33-2388
▼詳細はコチラでご確認ください
千財園公式Instagram
宇佐市観光協会
和気公園(霧島市)

和気清麻呂ゆかりの地
霧島市の初夏の風物詩として人気の藤の花スポットはこちら、和気公園の藤棚。
2000年、岡山県和気町から寄贈されたという23種類100本の藤の苗を地域住民が大事に育て、25年の時を経て大きく育ち、今では立派な藤の花の観光スポットとなり、県内外から多くの観光客で賑わうほどになったという場所。
この「和気(わけ)公園」の名の由来は、奈良時代の和気清麻呂が周辺で過ごしたことにあり、現在の岡山県和気町の出身であること。和気町には藤の花が有名な公園があることからゆかりのある霧島市牧園町に花の苗が贈られたそうだ。
写真提供:公益社団法人 鹿児島県観光連盟
所在地:鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3986
▼詳細はコチラでご確認ください
霧島市HP
※掲載されている情報や写真は最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
美しい花でめぐる季節を感じたいと思うのは四季がある日本人独特の感性だと言います。
目でも見るだけでなく、香りやその季節の温度などで五感を刺激することでストレスからも解放されます。遠出が叶わない方も、どうぞお近くの公園などで季節の花々を愛で、花から癒されるフラワーヒーリングを楽しんでくだい。